使う素材によって、表情や質感そのものが絵になり空間を楽しませてくれます。
例えば、使い古した工事現場用の足場板。
汚れやキズ、釘やペンキの跡があり、古材の質感が好きな人は、なんともいえない
愛着を感じると思います。
染色して濃くしたり、ワックスやオイルで仕上げても、また違った表情が出て楽しめます。
又、物流現場の積み荷の土台として、使われている木製パレット。
ハードな積み下ろしで、過酷な環境を乗り越えたパレットも、新たなカタチで生まれ変わり
インテリアの一部として味をだしてくれます。
捨てられてしまう木材に新たな価値(命)を吹き込む。
素材にこだわれば、経年変化が嬉しくなる。
それぞれが持つ暮らしの価値観を大切に家づくりをしましょう。